yasumono-guy’s diary

安物買いして銭を失うブログ。

NEC シンクライアント US300cを買ってみた

とりあえずアキバで良さげな小型マシンが売ってたので確保した(本体のみ)。電源は12Vで、同じ店舗に使えそうなACアダプタもあったので合わせて2台分確保。

 

で、とりあえず弄ってみた。

 

スペックは下記の通り。

 CPU  VIA Eden ULV 1GHz(1C1T)

 メモリ DDR2-800 1GB SO-DIMM(DIMMスロット×1)

 HDD  IDE接続 DOM(Apacerの2GBのIDE接続フラッシュディスク)

 外部接続端子等 DVI、GbE LAN、USB×4(前2後2)、PS/2(K,M)、イヤホン端子、マイク端子

メモリもHDD(IDEスロット)も取り外し可能なので、メモリは(CPUスペック上)4GB×1枚まで行けるんじゃないかな。IDEはケースが小型なのでHDDは入らないと思われ。たまたまDDR2 SO-DIMMの手持ちがなかったので試してないけど。

 

で、とりあえずTVチューナーとかつけて視聴できないかなーと思ったもので、そういう構成をやってみた。

 OS Debian 8.0.0 i386(32ビット)

 チューナー プレクス PX-Q3U4

 カードリーダー そのへんのやつ(NEC製)

 チューナーコントロールソフト mirakurun

 補助ストレージ Sandisk Cruzer Fit 16GB(2GBだと厳しいので…)

 

やってみたところ、CPUがあまりに弱すぎて1ストリームはできたけどそれ以上は駒落ちしてだめぽだった(mirakurunが--CPU能力に比して--負荷高すぎなのもある)。

BonDriverProxyEx_Linux使ったらもうちょっと軽くなりそうではあるけど、ちょっとうまく行かなかった。

 

実際のところ、Raspbery Pi 初代相当のスペックだなーと思ったり。

とりあえず踏み台サーバとしてなら行けそうかな。ちょっと最初思ってた用途(録画…)は無理そうだけど。

そもそもシンクラ端末ってことで、最悪なんにも使えないとこまで想定してたんだが、案外素直なPC的構成だったのでびっくりした。まあ、いまどきx86な(x86-64でない)シングルコアCPUに何を求めているんだってのもあるけど。

本体1,000円+ACアダプタ300円(税込)でこのくらい遊べる機材であれば、Raspberry Pi買うよりはマシかもしれない、なんて。